【ルール】 ● 新人講師は先輩講師のレッスンを受けなければいけない。月謝は1万4000円。 ● 講師研究会に強制入会させられる。会費は毎月3000円。 ● カワイが発行する機関誌(ドリマトーン&デジタルサウンド)を強制購入させられる。 費用は毎年5760円。 ● 年に3、4回、セミナーに強制参加させられる。費用は毎回数千円。 ● 給料は歩合制でグレードによって分けられる。グレードテストの費用として最低 1万5000円以上払わされる。(上位グレード試験はさらに高額) ● 無級の場合、給料は生徒一人につき毎月1900円。 ● 最低のグレード6級の場合、給料は生徒一人につき毎月2340円。 ● グレード4級の場合、給料は生徒一人につき毎月3410円。 ※グレード4級は音大卒業生でも合格困難 |
・講師の年間支出(会社への年貢)を計算 14000×12+3000×12+5760+3000×4=21万6000円!! ※ここでは、1回3000円のセミナーが年に4回行なわれると仮定して計算した。 →つまり、カワイで働く人は毎年約20万円を無条件に会社に搾り取られている。 ・無級の場合の収支計算 1900×12×生徒数=2万2800円×生徒数 21600≦22800×生徒数 9.47≦生徒数 つまり、10人以上生徒がつかないと無級の講師は赤字。 ・グレード4級の場合の収支計算 3410×12×生徒数−15000×3=40920×生徒数−45000≒43000×(生徒数−1) 216000≦43000×(生徒数−1) 5.02≦生徒数−1 6.02≦生徒数 つまり、7人以上生徒がつかないと4級の講師も赤字。 |
さて、このようにカワイ音楽講師の給料は講師に割り振られる生徒数で変化するが、 カワイから講師への搾取が大金に及ぶため、一定数以上の生徒を獲得できないと講師は不足分を自腹で支払うことになる。 では、搾取された分を補えるだけの生徒数を講師には保証されているかというと、答えはNOである。 生徒を講師に割り振るシステムは建前上は「生徒と講師の条件次第」となっているが、実際は「上司の気分次第」である。 例え条件が合ったとしても上司が気に入らなければ生徒は配分されない。つまり、講師の命は上司が握っている。 講師の中には、本人を自主退職へ追いやるために不当に生徒の配分を少なくされている人もいる。 このようなシステムで人員が構成されているカワイは、カワイ本部の搾取の実態に文句を言ったり不満を持ったりすると 生徒の配分を不当に減らすことができるようになっている。 講師に割り振る生徒の数を操作することで講師を縛り、不当な搾取構造を維持させているのがカワイの実態である。 カワイは講師から大金を搾取することで会社を維持するシステムを即刻止めるべきである。 |
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